相武電鉄資料館

相模川水系発電追録

湯口澤発電所

【所在地】
 発電所 : 相模原市緑区青根
  1947年:青根村140
 取水口 : ?
 放水口 : ?

【開設時期/閉鎖時期】
 昭和5年 / 不明

【所属】
 青根電燈所 〔開設〕 ⇒ 青根電燈合資
   ⇒ 東京電燈 ⇒ 関東配電 ⇒ 東京電力

【昭和10年次 概要】
取水河川 水量 落差 発電量
湯口澤 0.05立方m/秒 81.2m 22kw



湯口澤発電所について

 湯口澤発電所は湯口川発電所とも呼ばれ、津久井郡青根村(現在の相模原市緑区青根)と近隣の山梨県南都留郡道志村の一部を供給範囲としていました。
 多くの100Kw以下の発電所が閉鎖されるなか、戦後まで存続しました。


湯口澤発電所の概要

【発電所】

原動機
  昭和10年
種類 ペルトン形
一台あたりの
出力
30kw
常用(総出力) 1個(30kw)
予備(総出力)
製造会社 電業社

発電機
  昭和10年
種類 三相
一台あたりの
出力
25KvA
電圧/周波数 3,300V/50Hz
回転数 1,000回/分
常用(総出力) 1個(25KvA)
予備(総出力)
製造会社 芝浦


〔 参考文献 〕
  • 花木 宏直 (2014)『近代期の関東山地東麓における水力電気事業の展開と地域住民の対応 : 津久井郡青根村における流木事業との関わりに注目して』
  • 逓信省電気局 編 (1927)『電気事業要覧. 第26回 昭和10年3月』
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