相武電鉄資料館

使用車両集

相模鉄道を走った車両について紹介しています。


9000系リニューアル
 相模鉄道創立100周年に向けた「デザインブランドアッププロジェクト」の一環として、大幅な更新工事を行った車両です。
 車体の塗装に横浜をイメージした“ヨコハマネイビーブルー”を使用し、車内はグレートーンに統一、クロスシートの座席はスコットランド製の本革シートを採用、座席幅も拡張しています。
 その他、つり革を自社開発の卵型のものを使用、昼夜で色調が変化する車内灯装置を設置などを大幅にグレードアップが図られています。

撮影時期:2016年08月(かしわ台駅)


8000系
 6000系電車の置き換えを目的として、平成2年(1990年)より導入されてた車両です。
 前面はそれまでの形式と異なり、横から見ると「く」の字の形状をしており、左右非対称のデザインとなっています。
 また、それまで車体側面は各停や急行など種別のみの表示でしたが、この形式から行先も併せて表示されるようになりました。

撮影時期:2004年11月(厚木操車場)


7000系
 昭和50年(1975年)より導入された本形式はアルミ製車体となっており、台車等を除いた構体重量は3.6tとそれまでの車両とは比べ物にならない軽量化に成功しています。
 この外見の7000系は昭和60年(1985年)まで製造され、これ以降に製造された7000系は「新7000系と呼ばれるようになります。

撮影時期:2008年5月(厚木操車場)


新6000系
 昭和45年(1970年)から昭和49年(1974年)までに70両が製造されました。
 旧6000系より車体幅が広くとられ、当時の日本最大級のものとなります。
 種別表示器及び運行番号表示器が製造時に作りこみされた前面は、旧6000系とはことなり高運転台となりました。
 また、この形式から相鉄で初めて冷房装置が取り付けました。

撮影時期:2008年5月(厚木操車場)


モヤ700系
 平成17年(2005年)に余剰となった7000系車両を事業用に改造し、700系モヤ700系が2編成4両、製作されました。
 検測や入換、車両牽引 [ exp ] などの使用を目的とした同形式のうち、703号車と704号車は中間車でしたモハ7100形からの転用であったため、新たに運転台が設置されました。
 このため、元々運転台のあった701号車、703号車と異なり非貫通となっています。 [ exp ]

撮影時期:2017年07月(かしわ台駅)


ED10形電気機関車
 ED10形電気機関車は、昭和27年(1952年)~昭和40年(1965年)の間に4両が製造されました。
 箱形のデッキ付きの形状の車体で電動機や台車は電車のもの流用しています。
 貨物や工事列車、新造車両の牽引に利用されてきましたが、平成19年(2007年)に全車が廃車となり、ED11号機が静態保存されています。

撮影時期:2007年03月(かしわ台車両センター)


トフ400形緩急付無蓋貨車
 昭和3年(1928年)に当時の神中鉄道が導入した緩急付四輪無蓋貨車で、当初はトフ400~トフ404の5両が入線しました。
 中央に車掌室が設けられた凸形の形状をしており、貨物列車が運行されていた当時は最後尾に連結されています。
 昭和53年(1978年)にトフ404、平成4年(1990年)にトフ401~トフ403が廃車となりました。
 現在、かしわ台車両センターに保存されているトフ400は、平成6年(1994年)まで使用されていたものとなります。

撮影時期:2007年03月(かしわ台車両センター)

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