相武電鉄資料館

津久井の神社・小祠

谷ケ原・若葉台地域

名称 所在地 備考
八坂神社 緑区谷ヶ原1-4-26
境内社 小祠(谷ヶ原①) 緑区谷ヶ原1-4-26
境内社 稲荷社 緑区谷ヶ原1-4-26
榛名神社 緑区谷ヶ原1-3  
おしゃもじ様 緑区谷ヶ原1-585-1  
稲荷社 緑区谷ヶ原1-13  
弁天社 緑区谷ヶ原1-902  
稲荷社 緑区谷ヶ原1-902  
塔王権現 緑区若葉台3-2 詳細は“昔話に在る地を巡る-塔王権現の謂れ”にて

八坂神社

写真:八坂神社鳥居
覆殿 98cm×114cm×148cm
本殿 40cm×26cm×42cm
社格 無格社




 境内にある半壊した石柱には「宝暦六丙子六月吉日」「奉納牛頭天王広前」「敬白 施主 当町 小池久兵衛 同蔵〇」との刻字があることから、宝暦年間には既に建立されていたと思われます。
 明治44年に合祀されたとの記録が残っています。



小祠(谷ヶ原①)


創建 明治18年(1885年)/td>
石祠 67cm×44cm×80cm
「明治十八年十二月吉日之建」「津久井郡川尻村願主小池佐吉太七」の刻字あり




 棟の飾りに菊の紋があります。



稲荷社


覆殿 239cm×198cm×176cm
本殿 51cm×56cm×83cm
祭礼 2月初牛




 祭礼の際には「明治二十八年」「谷ヶ原東講」の幟が立てられます。
 昭和の初めのころまでは、八坂神社参道坂道の左中ほどに蚕影社と並んで建てられていました。



榛名神社

写真:榛名神社
覆殿 171cm×128cm×182cm
本殿 30cm×40cm×67cm
祭礼 4月3日
降雹を防ぐための祭り




 もとは若葉台住宅団地の敷地内にあったが、造成のため現在地に移転されました。
 以前は、武州寺田村の榛名神社の神札が収められており、役員が榛名神社に代参して神札を受け取り地域の農家に配ったそうです。



おしゃもじ様

写真:おしゃもじ様
石祠 23cm×37cm×46cm
「明治三年吉日」「谷ヶ原 施主 隠々作」の刻字あり




 この祠の周りには昔、多くの飯盛りしゃもじが奉納されていました。
 喉が痛む際は、ここからおしゃもじを借りて患部をなでる治ると言い伝えがあり、治った際は新しいおしゃもじを奉納したそうです。



稲荷社

写真:稲荷社
創建 明治30年(1897年)
石祠 29cm×18.5cm×60vm<
「施主 宮崎惣兵衛建之 明治三十年二月」の刻字あり




 通称「ハシバの山」の中腹に位置します。



弁天社


石祠 35cm×56cm×80cm
祭礼 5月
小池氏の守り神として祭礼を行う




 祭神として木製の白蛇が祀られています。



稲荷社


覆殿 130cm×95cm×130cm
本殿 29cm×26cm×58cm




 通称「カイドウの稲荷さん」と呼ばれています。



〔 参考文献 〕
  • 城山町教育委員会 (1996)『城山町小祠報告書』
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