相武電鉄資料館

昔話に在る地を巡る

市杵島神社と弁天渕

 角田にある市杵島神社の裏手の中津川の川底は、江ノ島(藤沢市)の岩屋から延びている穴があり、さらに半原の塩川の滝の上にある江ノ島淵につながっているといわれています。

 その昔、江ノ島の弁天様が岩屋から穴づたいに塩川の滝上にある江ノ島渕まで向かおうとしていましたが、途中で疲れてこの弁天社の裏の淵で休むことにしました。
 弁天様の姿を見かけた村人たちは、「モッタイナイコトダ」と伏し拝み、淵の上の森に社を建ててお祀りしたとのことです。
 このときに建立された社が市杵島神社となり、奥の中津川の淵を弁天淵と呼ぶようになりました。

 この弁天渕は江ノ島に通じていることから、相模湾が満潮の際は海の潮がここまで流れてくるともいわれています。


市杵島神社

写真:市杵島神社
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