相武電鉄資料館

横浜線小話

 横浜線に関する小話をいくつか。

“アカツチッパ”という地名 (相模原市南区・古淵駅付近)

写真:アカツチッパと呼ばれる付近  古淵駅の東側を通る鎌倉街道を北へ進み、境川を渡る手前の古淵1丁目・4丁目付近は昔、“アカツチッパ”と呼ばれていました。
 これは、横浜線の建設工事の際に発生した残土(おそらく古淵駅付近の切り通し工事をした際に発生したと思われる。)をこの辺りに置いたことから名づけられたと言われています。



小机の幽霊踏切 (横浜市港北区・小机駅)

写真:踏切に掲げられた掲示  小机駅周辺にある新羽・小机・城山の3箇所の踏切は、電車が来ないのに踏切が閉まってしまうことがあるそうです。

  お化けの仕業・・・ということでなく、もちろん故障でもなく、始発前の信号試験のために踏切が作動するとのことです。



横浜線唯一のガントリークレーン (町田市・町田駅)

写真:町田駅のガントリークレーン  町田駅南側の保線拠点には、平成28年(2016年)3月ごろまで、ガントリークレーンが2基設置されました。
 八王子駅を除き、横浜線では唯一のガントリークレーンで、陸送された資材を保線車両へ積み替えるために使用されたと思われます。

図表:町田駅配線図


〔 参考文献 〕
  • 相模原市教育委員会 編 (1984) 『地名調査報告書』
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