横浜線内の煉瓦構造物
横浜線は比較的石材を多く用いて建設されており、レンガを使用した構造物は少なかったようです。
そうとはいえ、橋脚などではレンガを使用してところもあり、現在でも残されているものもあります。

東急東横線乗越橋 (大口駅~菊名駅)

菊名駅手前にある東急電鉄東横線と交差する乗越橋の大口方、上り線部分に一部のみが残されています。
- 【積み方】
- イギリス積み
小机駅構内水路 (小机駅)

小机駅2番線の東神奈川方にある小さな水路跡にある橋台と橋脚に使われています。
レンガを保護するためか、この部分のみ木製枕木が使用されています。
- 【積み方】
- イギリス積み
宮下川橋りょう (小机駅~鴨居駅)

宮下川橋りょうの上り線側の両橋台に使用されています。
- 【積み方】
- イギリス積み
本郷第二ガード (小机駅~鴨居駅)

- 【積み方】
- イギリス積み・隅石を付加
中猿山橋りょう (鴨居駅~中山駅)

中猿山橋りょうの下り線側の両橋台に使用されています。
東神奈川側の橋台は補修のためか、一部がコンクリート壁となっています。
- 【積み方】
- イギリス積み
日向前水路橋跡 (片倉駅~八王子駅)

上り線側に架かっていた橋の橋台部に使用されています。
その後、この橋はコンクリート製のものに作り変えられ、水路が無くなった後に埋められています。
- 【積み方】
- フランス積み?