相武電鉄資料館

津久井の神社・小祠

根小屋地域

名称 所在地 備考
飯縄神社 緑区根小屋(城山)370 津久井城址(城山)飯縄曲輪
飯縄神社 緑区根小屋1313  
根小屋諏訪神社 緑区根小屋128  
日の森神社 緑区根小屋846  
小祠(根小屋①) 緑区根小屋35  

飯縄神社

写真:飯縄神社
創建 鎌倉時代
祭神 日本武尊
開祖 筑井太郎次郎義胤
本殿 木造流造 4.6平方m
覆殿 鉄骨造亜鉛葺 17.4平方m
祭礼 3月24日
太井・根小屋の両地区が隔年で当番を行った
別当寺 井木山壽性院【太井】
旧社格 無格社




写真:城山神社表入口の標石  鎌倉時代、筑井氏が当地を所領した際に津久井城を築城し飯縄神社を建立しました。
 その後。北条氏の所領となった時代はその家臣の内藤景定がこの城を城主となり飯縄神社を守護神としています。
 津久井城落城後は太井・根小屋両地区の鎮守として受け継がれました。

 津久井湖城山公園の根小屋側入口付近には「城山神社表入口」の標石があり、城山神社とも呼ばれていたようです。



飯縄神社

写真:飯縄神社
創建 神亀2年(725年)
祭神 飯縄大権現
本殿 木造流造板葺 5.4平方m
覆殿 木造流造 33.4平方m
祭礼 3月26日
合祀 蚕影社・賢太郎坊社・天神社・稲荷神社《境内社》
持分 修験賢太郎坊




 昭和初年まで筑井家の守護神として祀られ、後に根小屋中野地区へ中野堂十一面観音とあわせて遷座しました。

 本殿右手の地には廻り馬場があったといわれ、江戸時代には近隣の馬が集まり例祭に競馬が催されたそうです。地区の鎮守となったあとは地芝居なが行われました。



根小屋諏訪神社

写真:根小屋諏訪神社
創建 建久3年(1192年)
祭神 建御名方命
開祖 筑井太郎次郎義胤
祭日 8月26日(旧7月26日)
合祀社 正一位金丸稲荷社《境内》
別当寺 井木山壽性院【太井】
旧社格 村社




 鎌倉時代、津久井領主であった筑井義胤が津久井城を築城の際に勧請したと伝えられています。
 旧くは、寛永の頃にこの地を治めた代官守屋行昌が寄贈したという洪鐘があったようです。



日の森神社

写真:日の森神社
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小祠(根小屋①)

写真:小祠(根小屋①)
詳細 -



〔 参考文献 〕
  • 津久井郡広域行政組合 (1987)『津久井郡文化財・神社編』
  • 津久井郡勢誌刊行委員会 編 (1953) 『津久井郡勢誌』
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