相武電鉄資料館

津久井の神社・小祠

吉野地域

名称 所在地 備考
吉野神社 緑区吉野(上宿)389  
稲荷神社 緑区吉野(奈良本)1539  
琴平神社 緑区吉野(奈良本)1539  

吉野神社


創建 貞治3年(1364年)
祭神 天児屋根命
武甕槌命
経津主命
姫大神
素戔嗚尊
大己貴命
本殿 木造神明造亜鉛葺
別当寺 吉野山金剛寺【吉野】
旧社格 村社




 創建当初は春日大明神を祀っていたが八坂神社を合祀した際に吉野神社と改称し、さらに明治にはいり琴平神社を合祀しました。
 相模国風土記稿においては「天王春日合社」とされており、天王神社と春日神社の合祀社であったようです。



稲荷神社


祭神 稲荷大神
本殿 木造神明造
74cm×67cm×175cm
覆殿 木造神明造
190cm×190cm×215cm




 廃寺となった慶昌寺の裏手にあり、同寺に関係するものであると考えられています。




琴平神社


祭神 大物主神
本殿 木造神明造亜鉛葺
58cm×52cm×154cm
覆殿 木造切妻造亜鉛葺
170cm×130cm×190cm




 創建は定かではありませんが、古くは例大祭において松明で百八炬火を灯し賑わいを見せたといいます。



〔 参考文献 〕
  • 津久井郡勢誌刊行委員会 編 (1953) 『津久井郡勢誌』
  • 相武史料刊行会 編 (1929) 『新編 相模風土記:淘綾郡 大住郡 愛甲郡 高座郡 津久井郡』
  • 津久井郡広域行政組合 (1987)『津久井郡文化財・神社編』
  • 藤野町文化財保護委員会 編 (1974)『ふじ乃町の神社と寺院』
  • 藤野町文化財保護委員会 編 (1975)『ふじ乃町の野立石造群・神社と寺院追録』
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